ラヴェニールことわざ辞典

ある世界のことわざや格言、慣用句などを紹介しています。

氷板に刻まれた言葉

f:id:raveneel-proverb:20211113114514p:plain

 

氷板に刻まれた言葉(ひょうばんにきざまれたことば)

 

言葉(教訓や知識も含む)は、状況が変われば意味を成さなくなる可能性がある、の意。

 

現代では一般に、状況が変わった途端、反故にされる信用できない言葉、の意で用いられることが多い。

 

氷板に文字が刻まれた時の状態(低い気温)のままであれば強固だが、気温が上昇するなど環境が変わればあっさり溶けてしまい、氷板もそこに刻まれた言葉も残らない、ということから。

 

 

類義:「積雪道標」(ラディール)

対義:「どの海でもボフリはボフリ」

対義:「グムーヴ愚痴はどこでも盛り上がる」(パディア)

 

 

参考文献

『ラヴェニール文明 ことわざ辞典』(セレンディール言語学院)